逆子の施術2

逆子の施術2

旧ブログからの転載です。2015年3月27日の記事

最近、逆子の方の施術をしました。

またと言いますか、以前書いたブログの方と同じように
妊娠9か月目の方で出産予定日間近で、時間もお腹のスペースも猶予がありません。

36週を過ぎると、胎児も大きくなるので動くスペースが小さくなり
通常の位置に戻る確率はガクンと減ります。

これは我々のアローチで出る結果も同じなので、
施術を受けていただく前にあらかじめそのことはお伝えします。

病院で指導された逆子体操等で経過をみて、間近になってくると
治療院や施術院でのケアを考えるというのが、ごく一般的な感覚だと思いますので、
私がみさせていただく時には、ギリギリになるのはしょうがないかもですね。

逆子の灸はそれなりに知られてはいると思いますが、
オステオパシーが産科・婦人科の問題に対して何か出来ることがあるとは
ご存知の方は少ないですし。

結果はまだ分からないのですが、どうであれお知らせいただくようお願いしてあります。

妊婦のお母様が当院に通われている方なので、そちらを通じてお知らせ頂けると思います。

最初にみさせていただいた時に、2回は施術しないとだめで
それで変わらなかったら、それ以上やっても難しいと感じましたので、
その旨お伝えして、2回施術を受けていただきました。

母親の身体に働きかけて、胎児にとって逆子ではなく通常の態勢が
居心地が良い・都合が良い状態にしていきます。

母子の安全を第一にした優しいアプローチです。

逆子を治そうとして施術はしません。

胎児に働きかけるのは非常にリスクがあると聞いたのですが、
私もそう思いますので行いません。

1回目の施術、脊柱や顎、脚を持って行いました。

終了後、仰向けになっていた時は戻った様に見えたのですが、
座ってもらったら元の状態に。

「いつもこの辺りに頭があって、触ると分かるんです」

との事です。

2回目の施術、随分深いところまで施術できました。
触っていたのは、ほぼ頭です。

座ってから確認してもらいましたら、お子さんの頭がどこにあるか分からない様子。

動いているようにみえます。

何日か経ってどこで落ち着くかですが、
当然産婦人科で診ていただかないと分かりません。

帝王切開か通常分娩どちらにせよ、無事で元気な良い子が生まれますように。

横浜市上大岡のオステオパシー
たかや治療院