風邪とオステオパシー

風邪とオステオパシー

旧ブログからの転載です。2017年1月11日の記事

前回の記事「風邪にご注意ください！」のリンク記事にもありますように、
風邪を治す薬は無く、結局は自分自身の治癒力で治るしかないのです。(これは大部分の疾患にも当てはまるのですが)

オステオパシーの風邪への施術は、ある本には

鼻や気管支の粘膜などへの過剰な交感神経の働きを落ち着かせ、副交感神経の影響を優位にし、
それによって緊張がやわらぎ血液の供給を促進、気道の上皮からの分泌物や鼻汁が薄くなることで
内部洗浄を起こす。

リンパ通路を開放して排液を促し、炎症や感染による鬱滞を緩和する。

といった自律神経やリンパ系へのアプローチが記載されています。

この他にも色々な良いことができるのではないかと思います。

もちろん！オステオパシーの役割は

「治す」

のではなく、治るための環境を整えることだと思います。

オステオパシーの施術をして治るための環境が整えば、すぐさまその場ですっかり治るわけでは無いのですが、
施術後に熱が下がっていたり、施術後に熱がカーッと上がってその後スパッと良くなったといった例は
幾度となくあります。

風邪は自らの体内の環境を整えるためには、またとない良い機会という側面もあります。

やたらに症状を抑えず、熱を下げようとせずに休息をとってうまく通り過ぎれば、
かえってスッキリして体調が良くなるという事もあります。

横浜オステオパシー
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