尾骨の痛み・トラブルとそこから始まった不調の例

アクシデントによって、尾骨を強打し脱臼。
その後、痛みが出てしまった方の例です。

尾骨を強打し脱臼。整形外科を受診も、尾骨が曲がったまま固まってしまったそうです。

その後、尾骨の痛み（座ったとき）、吐き気、下痢、腹痛、頭痛、耳なり、めまい、疲労感に常に悩まされるようになり、
仕事を度々休まないとならなくなったそうです。

初回時にチェックをすると、確かに尾骨の先端からグイっと奥に向かって(お尻の穴の方)入り込んでいます。

イグニッション(点火)もほとんど起こっておらず、身体も冷えて硬い。
呼吸(胸郭呼吸も含めたそれ以外の様々なリズム)も非常に弱くなっていました。

尾骨を引っぱりだすことも時には必要かもしれませんが、今回はそれはちょっと難しい。

まずは再びイグニッションを起こして、呼吸が広がる様にしていきました。

出来る限りからだに入ったショックを解放しながら、少しずつ尾骨と全体への施術を続けました。

かなり強固なトラブルでしたので、不調が感じられなくなるまでに3か月位かかりましたが、
初回から3か月後には電車で10時間移動するような旅行に行けたそうです。

最初のうちは、調子が悪く当院にも来れなかった日があったくらいの症状でしたので、大分元気になりましたね！

尾骨について1　(主に解剖)

尾骨について2　(トラブルの原因)

尾骨について3(どうやって施術するか)

尾骨について(番外編)